ファンの活動についての約束
Revision 1.1 (ej)
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書いた人
- 秋雪 こおり (ISnow Group の リーダー)
- 崎津 祥汰 (VirtLive! の バーチャルYouTuber)
はじめに
いま、技術は まいにち すすんでいます。
生活は便利になりましたが、一方で、いやな ことを言う人の声も よく聞こえるように なりました。
この約束は、ファンのみなさんが VirtLive!や、そのほかのバーチャルYouTuberが、これからも もっと よくなるように守ってほしいマナーを書いた ものです。
わたしたちも人間です
はじめは1人の女の子の活動から始まったバーチャルYouTuberですが、いまでは たくさんの人が知るように なったと わたしたちは考えています。
わたしたちは、いままでの有名人よりも みなさんの近くに いると思いますが、もちろん1人の人間です。
してほしくない ことや、いやな ことも あります。
バーチャルYouTuberの なかには、いやな言葉を言われて活動を お休みしたり、そのまま やめてしまう人も少なくありません。
わたしたちは、この約束を みなさんと仲良くしていくための基本だと考えています。
ファンのみなさんに、この約束を心にとめておいて ほしいです。
見守っていてください
わたしたちは、失敗することも あります。難しい ことに あう ことも あります。
そんな ときでも、ファンのみなさんが見守っていてくれるだけで、わたしたちは元気が でます。安心できます。
助けて ほしい ときは、遠りょしないで みなさんに お願いします。
でも、助けが いらない ときに、かってに「こう しなさい」と言われるのは困ります。
わたしたちが助けを求めていない ときは、やさしい気持ちで見守っていてください。
けんか しないでください
わたしたちの配信で、考えがちがうファンが いても、それは その人が感じた ほんとうの気持ちです。
ファン同士で けんかが起こると、わたしたちは その けんかを見て、対応しなければ なりません。
そうすると、配信が楽しく なくなったり、配信が できなく なったり することが あります。
いまは、いろいろな考えを大切にする時代です。人の考えを だめだ と言わないで ください。
いろいろな考えを大切にして、自分が どう思うかを考えてみてください。
人は みんなちがう ことが わかると思います。
どんな理由が あっても、意味のない けんかは、結局自分も いやな気持ちに なります。そのことを忘れないで ください。
ルールを守ってください
配信の説明の ところや、ファンが作る もののルール、この約束など、いろいろな ところにルールが書いてあります。
このルールは、わたしたちが もっと よい配信を するために作った もので、みなさんの自由をうばう ものではありません。
たとえば、人ろうゲームのように、情報を知っているか どうかがゲームの進み方にえいきょうするゲームでは、「はと行い」を禁止している ことが あります。
「はと行い」とは、「伝書ばと」みたいに ほかの人の配信を見て、その情報を別の人の配信で伝える ことです。
もし人ろうゲームを している ときに、だれかが「人ろうは この人だよ」と教えてきたら どうでしょうか。
ゲームが できなく なって、すぐに つまらなく なると思いませんか?
ほかにも、大勢で戦うゲームで、多い人数の味方グループと、少ない人数の敵であるグループが戦っていると します。もし あなたが味方グループに いたときに、だれかが味方グループの場所を敵のグループに教えたら、いやな気持ちになりませんか?
この「はと行い」の禁止は たとえばの話ですが、ルールを守らないと、配信している人や、配信を楽しみに していた ほかのファンが悲しい気持ちに なってしまいます。
どうしてルールが あるのか、もう一度 よく考えてから行動してください。
おわりに
ここに書いた ことは、バーチャルYouTuberだから特別と いうこと ではありません。人として おたがいを大切にする ための基本的なマナーと同じような ものです。
ファンのみなさんが、この約束を守ってくれる、やさしい気持ちを もっている人だと わたしたちは 思っています。